九州・沖縄地方で有名なシュークリームを調べてみた!九州地方の福岡、長崎、鹿児島。南の島ならではの特産品が美味しい沖縄。各地の特色を活かしたシュークリーム【九州・沖縄地方シュークリーム4選】

九州を訪れた人がは口を揃えて言うのは「ご飯が美味しかった」ということ。その言葉は本当にその通りです。そして、シュークリームも例外ではありません。中心地である福岡、古くから洋風の文化がいち早く取り入れられていた長崎、南国の香りが漂い始める鹿児島、そして南の島ならではの特産品が美味しい沖縄と各地の特色がシュークリームの風味にも生かされています。旅行客からも地元の人からも愛されるシュークリームの数々を見ていきましょう。

福岡県 コハクドウ

こちらのお店は大人気でいつも行列ができているシュークリームの専門店です。ザクザクの生地にたっぷりのクリーム、そしてユニークで美味しい数多くのフレーバーを求めて訪れる人が止まず、12時開店でもお昼過ぎには売り切れてしまうそうです。生地の食感の決め手は全粒粉。ありそうでいてなかなかお目にかかれない全粒粉を使ったシュー生地の中にはクリームが隙間がないどころか溢れるのではないかと思うほど詰まっています。なんとも贅沢なシュークリームです。なので、切ったときの断面もとても美しいです。定番人気のこはくのシューをはじめ、レアチーズ、ピーナッツバター、季節のフルーツや福岡の特産品を使ったものなど様々なラインナップが楽しめます。なるほど、これは長い行列が出来ることも頷けますね。

 

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kohakudo(コハクドウ)
福岡県福岡市中央区大名2-3-7
営業時間:12時~完売にて終了
定休日等は公式Instagramを参照ください。
https://www.instagram.com/kohakudo/?hl=ja

長崎県 蜂の屋

長崎県は古くからオランダとの貿易が盛んであった背景から、今も西欧文化の色が各所に残されています。江戸時代の鎖国下でも長崎だけは貿易が許されていたことは、歴史の時間に習ったことを覚えている人も多いのではないでしょうか。食文化に関しても例外ではなく、いち早く西欧の文化が取り入れられました。そんな長崎で昭和20年代から開店しているのがこちらのお店です。シュークリームの販売は1953年頃でしたが、その当時はまだ甘いものも珍しかった為、たちまち話題となりました。シュークリームの中にバナナや焼きリンゴを入れてスカッチソースをかけて食べるスタイルは今も引き継がれており、女王シュークリームという名前で人気メニューとして存在しています。販売当初はこのシュークリームを食べに行くことがデートのステータスでもあり、このレストランでのお見合いがきっかけでご結婚された方も数多くいらっしゃるそうです。正に幸せの味ですね!

 

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レストラン蜂の屋
長崎県佐世保市栄町5-9 サンクル2番館 1F
TEL.0956-24-4522
営業時間:11時30分~14時30分(ランチ)、14時30分~17時30分(喫茶のみ)、17時30分~19時45分(ディナー)※毎週月曜日はランチのみ

鹿児島県 à la minute

こちらは鹿児島県霧島市にある大人気のパティスリーです。見た目にも美味しい様々なスイーツが店頭に並んでいますが、中でも大人気なのがシュークリームです。人気の理由はわざわざ書かなくてもこの写真だけで十分に理解してもらえるのではないかと思いますが、あえて書かせていただきますと、本場パリで修行されたシェフのセンスがどのシュークリームにもぎゅっと濃縮されて詰まっているところでしょう。中でも目を引くのがこの真っ赤なシュークリーム。しっかり熟した桃とバニラ、フランボワーズを使い、桃のデザートであるペッシュ・メルバをイメージして作られています。こちらは期間限定ではありましたが、常時その季節の鹿児島の味覚を生かした美しいシュークリームを販売されています。当然ながら大人気で売り切れ次第終了とのことなので、絶対に食べたい方は早めの来店が良さそうです。これはどんなに早起きしても入手したいですね!

 

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à la minute
鹿児島県霧島市霧島田口2638-548
営業時間、定休日は公式Instagramを参照ください。

沖縄県 YUNAMI FACTORY

沖縄県ならでの特産品である紅芋。あの紫色を見ると青い海と白い砂浜の光景が目に浮かびます。沖縄のお土産と言えば紅芋タルトを思い浮かべるのではないかと思いますが、紅芋はもちろんシュークリームにもぴったりです。美しい海が広がる久米島に映える真っ黄色のコンテナが目印であるこちらのお店は久米島の食材を積極的に使用したフードの提供をコンセプトにしています。こちらのシュークリームはほぼ全ての工程を手作りかつ添加物を一切加えずに作っており、クリームには甘みの強い「沖夢紫」を、上にかかっているパウダーには「美ら恋紅」と2種類のお芋を使用しています。名前も素敵なお芋ですね!出来れば美ら海を眺めながら頂きたいものですが、オンラインショップにて冷凍販売もしているので、遠方でも入手することが出来ます。通常は解凍して食べるのですが、あえて半解凍でシューアイスとしていただくのもオススメなのだとか。久米島の太陽をたっぷり浴びて育った紅芋のシューアイス、考えただけでも美味しそうです。

YUNAMI FACTORY
沖縄県島尻郡久米島町字兼城1146-1
営業時間:11時~17時
定休日:水曜日
公式WEBはこちら

ご紹介したものはごく一部であり、日本には美味しいシュークリームがまだまだあります。日本の特産品を生かし、細部まで手の施されたシュークリームの数々は食品の域を超えて、芸術品のようです。シュークリームはフランスのお菓子ではありますが、日本人のシェフは本当に素晴らしいなと改めて感心させられます。全国に美味しいシュークリームがこんなにもあるのかと思うと、旅行や出張に出かけたら先ずは現地の人気シュークリームに足を運びたくなりますね!

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