今、東京で「抹茶シュークリーム」と言えばココと言われるシュークリームを食べてみた。
Patisserie SATSUKI(ホテルニューオータニ)
「トゥールジャルダン東京」を右側に見ながら、更に歩いていくと見えてくる。「Patisserie SATSUKI」。
以前の記事で紹介したとおり、グランシェフ中島眞介氏が、素材、製法にこだわり抜いて作り上げた「スーパーシリーズ」。代表的な作品は、1日40個限定の「スーパーメロンショートケーキ」。
「Patisserie SATSUKI」は、パンも充実している。ふと目を…。
これまた、凄い高級な…あんドーナツ(国産小麦「キタノカオリ」使用。黒みつと塩味をきかせた、こしあんを包み込み揚げ、オーガニックの純糖でしあげたあんドーナツ。800円)そして、この時期(訪れたのが6月初旬)だけなのかもしれないが、「抹茶黒豆カン(850円)」。こちらも絶品。
じっくりと煮込んだ丹波産の黒豆。そして透き通る寒天と抹茶寒天。別添えの黒蜜を、上からたっぷりと注ぎ…この感じだけでもたまらないのである。どこまでも抹茶風味が、膨らむ「抹茶黒豆カン」。この時期だけではなく、定番にしてほしいくらいなのである。そして、お待ちかね。濃厚抹茶のシュークリームの登場なのだ。
「新」edo抹茶シュークリーム
世界的な大ブームが起きている「抹茶」。台湾の友人からも「抹茶スイーツの行列に並んだ」とか聞いているので、この大ブームは、本当のようだ。「Patisserie SATSUKI(ホテルニューオータニ)」の新しいブランド「edo SWEETS」。江戸幕府ゆかりの地で、和の素材を吟味し、匠の技を使い作り上げ、斬新なのにどこか懐かしい、品のあるスイーツ。それが、この「edo SWEETS」。シューライフの投稿窓口から頂戴した「今、東京で抹茶と言えばこのシュークリームです。一度、食べて来てください。」が元で、行ってきたのである。
「今、東京で抹茶では1番」。そんなPatisserie SATSUKI(ホテルニューオータニ)の「新」edo抹茶シュークリームを食べてみた。
ゴージャス過ぎる抹茶クッキー生地
和菓子、洋菓子を作る素材の中で取り扱いが難しく、保管方法を少しでも間違うとあっという間に色、風味が抜けてしまう。それが抹茶なのだ。そんな宇治抹茶をたっぷりと配合したクッキー生地。クッキーは、シュー生地全体に、美しく広がっている。食感は、サクサクッという感じで、中に詰まっている色々な仕掛け(クリーム等)とのバランスも抜群。抹茶を入れた素材を焼成すると、オーブンの温度や焼成時間、そして、生地に練り込んだ抹茶の配合により、焼き色が変わってくる。どれか一つが狂うと、焼成された生地は、黄色ぽい感じに仕上がってしまうのだが、流石というべきなのか?そういう感じの生地には、全くなっていないのである。
2つの抹茶クリームと羊羹ジュレ
一番下がこしあん。その上に黒蜜ジュレ。豆乳ディプロマットの濃いめの抹茶クリーム。そして、羊羹ジュレがあり、その上に宇治抹茶とホワイトチョコで作られた抹茶生クリーム。美味しさを何倍という倍数にする掛け算。それは、素材の組み合わせ。今まで食べた組み合わせでも「抹茶」×「黒蜜」×「きな粉」というのがあり、絶品だった。今回は、「抹茶」×「黒蜜」×「羊羹」。これも…間違いなく絶品の組み合わせなのだ。濃いめの抹茶クリームと羊羹ジュレは、羊羹独特の甘さに抹茶のほろ苦さが重なり、抹茶生クリームのすっきりとした甘さと黒蜜…。重なり合っていく美味しさと香り。たまらない。そんなPatisserie SATSUKI(ホテルニューオータニ)の「新」edo抹茶シュークリーム。今、東京で抹茶シュークリームといえばココと言われるだけある実力。
重量:149g
直径:7.5cm
高さ:7.0cm
価格:1,000円(税別)
価格も…さすがと言われる金額なのだが…是非、一度は、トライすべきシュークリームなのである。今まで食べた抹茶シュークリームのイメージを変えてしまうかもしれないくらいのインパクト。東京 赤坂、、、いや、、、東京に来たら食べるべきシュークリームなのである。
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お店情報
Patisserie SATSUKI(ホテルニューオータニ)
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ東京 ロビー階
営業時間:11時~21時
定休日:無休
Tel:03-3221-7252
公式HP:http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/p_satsuki/index.html