口コミで美味い!と言われるシュークリームのクリームには、ファンが多数いると言われるだけあって「味」と「香り」、そしてやはり「美味しさ」は、食べてもらうしかない(表現が難しい)のである。
ベーカリーショップアン・ホテルイースト21東京
東京 東陽町。東京メトロ「東陽町駅」を出て大通り沿いをまっすぐ歩くと、すぐに左手に大きく「ホテルイースト21」と看板のついたホテルが見えてくる。ここが本日の目的地。東京でシュークリームと言えばこの「ベーカリーショップ・アン」が出て来る。「ホテルイースト21」の1階にある外観はレンガのような感じでつくられ、半球のような形になっている。目の前には、大きな噴水があり、日差しがあたっている。お店は、外にテラス席があり、店内には、6席ほどの喫茶スペースがある。
中に入ると扇状の大きなショーケースが販売スペースのほとんどを占拠している。ベーカリーショップなのに、なぜか、パンや焼菓子は種類、数共に少ない感じで、ケーキの種類が一番多く思えた。ケーキは、全体的に1個1個が大きく作られている。価格帯は、400~500円くらいが多い。中でも直径10cm以上ありそうな大きなパリブレストは420円。とってもお買い得に見える。
喫茶で人気なのが、ショーケースのセンターにもサンプルが飾られている「生アップルパイ」432円。その場でアップルパイを温めてシャンティーをアップルパイの中にたっぷり絞ってくれる。パイの温かさでシャンティーが程よくとけ、一部がソースのようになり、パイと絡んでとっても美味しいとのこと。今回は、そのアップルパイではなく、シュークリーム。口コミでも有名なベーカリーショップアンのシュークリーム(シュードーム)を食べてみた。
話題のシュードーム
「シュードーム」と名付けられた、シュークリームは、その名の通りドーム型をしている。半球ではなく、底の生地も外側が上に上がっているため、ドームの形に見えるのだ。大きさは、手に少々ズシッとくるくらいの約157gの重さ。これが、あの話題のシュードームなのか?とこの時点で既に感無量なのである。シュー生地は、サクサクのクッキー生地を乗せて焼き上げているタイプで、「カリッ」「サクッ」としている。表面にはたっぷりと粉糖がかけられている。冒頭で書いた通り、手に持ってみると、ずっしりと重みを感じる。見た目からも重さからも、とってもボリュームを感じるのである。
重量:157g
直径:8.5cm
高さ:7cm
価格:302円
ミルク感が強いクリーム
クリームは、色を見る限り、バニラビーンズが程よく入っていて、たっぷりのシャンティーが入っているディプロマット。生クリームが、好きな人には、たまらない感じのクリーム構成なのである。しかも、厚めの生地の食感に負けないように、クリームにも、しっかりとした硬さを残してある感じ。シュークリームをカットしてみると断面はとても美しい。食べる前から、期待はかなり高まっているのである。ひとくち食べてすぐに分かるのだが、クリームから、すごくミルクを感じる。甘さを控えている分、ミルクの濃厚さが際立つのである。これが、実に美味しい。このミルク感は、動物性の生クリームでしかも、乳脂肪率が高いものを使用しているように感じる。その事もあり、口どけも素晴らしい。
生クリーム派は、必ず!食べるべき
クッキー生地は、「カリッ」「サクッ」とした食感が、少々乾いた感じだが美味い。その食感に、たっぷりと、この量のミルククリームが入る。生地についてる味とクリームの味が重なると新しい味になる。さすがは、旨い!美味しいと評判になるシュードーム。このクリームのファンがいるのにも納得の味なのである。生クリーム派は、間違いなくハマること間違い無し。生クリーム派でなくともこれは、必ず!食べるべきシュークリームなのである。東京 東陽町。東京に来たら是非とも食べたい!食べて欲しいシュークリームが、このエリアにある。勿論、お土産やギフトとしても喜ばれることは、間違い無しのシュークリーム、シュードーム。1つ問題があるとすれば、しっかりと焼き上げられたクッキー生地とたっぷりの濃厚クリームなので2個目にすぐ手は伸びないではないかもしれない。それだけボリューミーなのである。
パティスリーで人気のスイーツ。それは「シュークリーム」。 英語では、cream puff。フランス語では、chou a la creme。呼び方はともかく、大人気のスイーツ「シュークリーム」。新しい分野のスイーツが、登場しても未だ[…]
お店情報
ベーカリーショップ アン
住所:東京都江東区東陽6-3-3 ホテル イースト21東京
営業時間:11時~18時30分
定休日:無休
Tel:03-5683-5710
公式HP: https://www.hotel-east21.co.jp/restaurant/un/