濃厚なディプロマットと強めに焼き上げられた生地の食感とアーモンドの香り。シューパリジャン好きには、たまらないのである。
パティシエ・ヒロ・ヤマモト
東京 江戸川区篠崎町。都営新宿線「篠崎駅」で下車。(都営新宿線「新宿駅」からは36分)篠崎駅北口を出て、徒歩5分ほど。大きいマンションの1階にパステルピンクが印象的な「パティシエ・ヒロ・ヤマモト」がある。
中に入ってみると、外観と同じ色のショーケースがとっても可愛らしい。ギモーブやマカロンがパステルカラーではなく、蛍光色に近い色を放っている。それと…私が知っているショーケースとは、大きく異なるショーケースが目に入る。食用花をケーキの種類毎に使い分けているのである。おそらくショーケースに入っている洋菓子の半分は、この食用花が乗っているのである。カラフルなケーキの色だけではなく、食用花の色も追加されているのでショーケースの中は、色鮮やか。例えて言うならば、ケーキは、小さなブーケのような感じ。
そして「パティシエ・ヒロ・ヤマモト」のオーナーシェフは、山本浩泰氏。国内のパティスリーで修行し、その後、渡仏。ルレデセール会員店「ランペリアル」「グランダン」「ブイエ」を経て2011年1月15日にパティシエ・ヒロ・ヤマモトをオープン。アメ細工の大会で優勝経験を持つ実力派パティシエなのである。そんな「パティシエ・ヒロ・ヤマモト」のシュークリーム(シューパリジャン)を食べてみた。
シューパリジャン
シュークリームは、シューパリジャンに限るという人もいるくらいシュークリームの中でも有名なカテゴリの一つのシューパリジャン。どこのパティスリーのシューパリジャンも今まで手間がかかっているものばかり。今回もフォルムからしてなかなか凄い感じになっているので期待が膨らむ。アーモンドを散らしたシュー生地の真ん中部分をカットしてクリームが入れてある。購入後、ケーキ箱から出しただけでもアーモンドの香りがフワッと香る。それくらい香りが強い。
重量:91g
直径:7cm
高さ:6.5cm
価格:270円
濃厚過ぎるクリーム
クリームは、生地から溢れんばかりの濃厚なディプロマットが入っている。シャンティーが少なめの濃厚ディプロマットは、フルーティーな香りがふわっと微かに香る。ん~~~。このクリームの配合は、見事という感じで他のパティスリーと似ているというものが、全く無い。
ここ以外は、食べないという人続出かも
シューパリジャンの心臓部分。固めに作られたディプロマットは、しっかりと焼き上げられた生地との相性は、さすがと思うくらい。そして、生地に乗せて焼いてあるアーモンドの香りが鼻に抜ける。濃厚ながらも、後味をすっきりと感じさせ、食べ終わった後も重たく感じさせない。シュークリームと言えば「パティシエ・ヒロ・ヤマモト」以外のものは食べないという人もいるだろうな~と感じさせる味なのだ。そんな「パティシエ・ヒロ・ヤマモト」のシューパリジャン。東京に来たら食べるべきシュークリームであることは、間違いない。
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お店情報
パティシエ・ヒロ・ヤマモト
住所:東京都江戸川区篠崎町1-7-23-1号
営業時間:10時30分~19時30分
定休日:水曜日・第三火曜日(祝日を除く)
公式HP:http://hiro-yamamoto.com/