老舗パティスリーが作るシュー・ア・ラ・クレーム。どこまでも丁寧な仕上げと少し大人向けにふったクリームの美味しさに脱帽だった。

レピドール田園調布店






東京 田園調布。言わずと知れた東京の高級住宅エリア。というより最近は、色々と高級住宅エリアとして紹介される場所が増えたが、一昔前までは、東京の高級住宅エリア=田園調布とイメージされていたような…。田園調布駅で有名なのが放射線状に広がる道路沿いにあるイチョウ並木。テレビや映画のロケ現場としても色々使用されている美しい場所なのである。


その田園調布駅西口を出て、階段を登り、放射状に伸びる道路の正面左側に見える洋館風の建物が今回、お目当ての1973年創業の老舗パティスリー「レピドール」なのである。高級感…この独特の雰囲気は、なんと書いてよいのだろうか?正面は、威圧感さえ感じる作りになっている。


店内は、2階が喫茶スペース。1階が、テイクアウトの商品となっている。陳列されているケーキは、「品の良さ」「仕事の良さ」がにじみ出ている洋菓子が多く、ゆったりとした感じの空気を味わえる事が出来る東京随一のパティスリーなのかもしれない。さすがに、田園調布と言えば…の老舗パティスリーなのだ。そんな「レピドール」のシュークリームを食べてみた。


仕事の細かさ、丁寧さ


老舗和菓子舗。そして老舗パティスリー。老舗と呼ばれるお店は、全てにおいて仕事が物凄く丁寧で些細な部分まできっちりとした仕事をしている事が多い。生クリームも機械を使わずにその日の状態を見極めて手作業で行うところもあったりする。

また、スポンジケーキの火の通り具合も一つ一つチェックをしたり…。菓子が芸術品に近いものになるのは、こういう些細な事の積み重ねであり、それをチェックするパティシエ、スタッフの努力の賜物なのだ。

今回の老舗パティスリー「レピドール」も同じ匂いのするパティシエールであることは、間違いないのだ。ショーケースに並んでいる洋菓子は、華々しい装飾性よりも、基本をきっちり、しっかりとして作られるケーキのようだ。

王道のシュー生地


シュー・ア・ラ・クレーム(シュークリーム)は、昔懐かしい、ふわふわのオーソドックスなシュー生地。老舗と言われるパティスリーは、この王道のシュー生地を煮詰めに煮詰めて現在もオリジナル性の高いシュー生地として使用している。例えば…西洋菓子しろたえ銀座ウエストもオリジナルなスタンダード生地を使用している。

しっかりと焼き上げられたシュー生地に上から斜めに切り込みを入れ、その場所からたっぷりとクリームを詰めているのである。



重量:76g
直径:7cm
高さ:4.5cm
価格:310円

上品な香りと滑らかさ


クリームは、パティシエール。黄金色をした王道クリームなのである。一口、食べてみると口の中に花開く香り。上品なコアントローの香りが広がる。少し大人向けにふったクリームなのだ。パティシエールの粘度は、やや固め。しっかりとした形を保つことが出来るくらいしっかりしている。食感は、ぬべっとした感じではなく、とても滑らかな感じなのである。

きっちりと焼き上げられたオーソドックスなシュー生地に、濃厚な甘さを持つ黄金色のクリーム。そして少し大人向けにふったコアントローの香り。どこまでも丁寧にしっかりとしたシュークリームなのだ。

東京 田園調布。大人の洗練された街に相応しい老舗パティスリー「レピドール」。久々にクリームの美味しさが際立ったシュー・ア・ラ・クレームだった。そんな老舗パティスリーのある田園調布へ行くことがあれば、必ず、トライすべきシュークリームなのだ。

お店情報

レピドール田園調布店
Tel:03-3722-0141
住所:東京都大田区田園調布3-24-14
営業時間:9時~19時
定休日:水曜日

公式HP:http://www.lepi-dor.co.jp/