シュークリームを食べるだけに東京 日野市に行くべきと思わせるシュークリームが登場。コスパ?味?全てにおいて凄いのである。

パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ






東京 日野市。京王線「高幡不動駅」もしくは、多摩モノレール「高幡不動駅」からすぐ(徒歩1~3分圏内)の場所にある超有名店。パティシエを志した事のある人なら、ほとんどの人が知っている「巨匠 藤生義治氏」のお店。
歴史と伝統に培われたフランス菓子を伝えられる菓子職人で一生ありたい。というのが今も変わらないシェフのモットー。


また、2012年には、日本でフランス菓子を広めたことが認められ賞を受賞。リニューアル後の店舗では、お菓子教室や、プロ向けの講習会なども行っているとのこと。
最近のパティスリーには無い(最近のパティスリーは、エレガントやクラシックなどの雰囲気が多い)良い意味でフランスの田舎にあるような温かい雰囲気、溢れるパティスリー。
しかし、誰でもケーキ屋さんだとわかるように、看板の上に大きなシャルロットの立体の看板(食品サンプルの大きい感じ)がある。


店内に入って正面に大きなショーケース。その向かいに、ギフトや単品の焼き菓子が所狭しと、陳列され、左の突き当りは、イートインのスペースも用意されている。店内のケーキ、焼菓子は、約200種類。全てが常設されているキッチンで作られている。
また、お酒・アルコールを使用していないケーキがショーケースの半分くらい。そんな「巨匠 藤生義治氏」率いる「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」のシュークリームを食べてみた。



シンプルの中に見える「深さ」


早速、シュークリームを手に取ってみる。とてもシンプルなタイプのシュークリームなのである。勿論、お酒・アルコールの類は、一切使用していない。シュー生地は、王道とも言える昔ながらのシンプルな生地に、卵白とグラニュー糖などを混ぜてドレをして焼成した感じ。見た目は、固そうで、ゴワゴワしている感じなのだが、一口、食べてみると全くその食感は無いことに驚く。表現するのが、難しいのだが、一口食べた時にクリームが、生地から飛び出さずに保っているような絶妙なバランスの上に成り立っているような生地なのである。
このバランスは、口で言ったり、書いたりすると簡単そうに見えるのだが、生地が柔らかすぎると生地自体の食感が無くなり、逆に固すぎると一口、食べた時に生地の合間からクリームが飛び出して、落ちてしまう…。習得するのが難しい技術なのである。

オレンジ色?濃厚なクリーム


たっぷりと詰められているクリームは、見た目、少しオレンジかかった色の濃厚なディプロマット。バニラビーンズは、ほぼ無い。シュークリームをカットしても垂れてくるような柔らかさではなく、一定の形状を保てるくらいの絶妙な固さのクリームなのである。
クリームは、かなり濃厚で、卵の香り、味が強く、香りも豊か。パティシエールを、ほぐし過ぎず、シャンティーと混ぜ過ぎずに、最低限の回数で全体に馴染むように混ぜている感じ。物凄くシンプルなシュークリームは、どんなスイーツより、美味しく極めるのが、難しいとされる。素材、技法がダイレクトに伝わり、少しでも方向が違うと別の味や香りになってしまう。しかもシュークリームの価格が190円(驚きのコスパ)。どこにも真似の出来ない領域のシュークリームなのかもしれない。
「巨匠 藤生義治氏」率いる「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」で腕を磨きたいという若きパティシエ、パティシエールが全国から集まってくるのが、少しだけわかったような気になってしまった。そんな「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」のシュークリームを食べる為だけに東京 日野市に行くだけの価値のあるシュークリームなのだ。

<シュークリームの詳細>
重量:66g
直径:7.5cm
高さ:4cm
価格:190円



お店情報

パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ
Tel:042-591-0121
住所:東京都日野市高幡17-8
営業時間:9時~20時
定休日:無休

公式HP:http://chef-fujiu.com/