もはや東京の一大観光スポット。台東区谷中。そんなエリアに、週末は、行列ができる栗専門店に行ってみた。
和栗や
久々の東京エリア。過去に何回か?紹介した、通称「谷根千」(谷中、根津、千駄木)。多くの外国人も観光に訪れる東京都台東区谷中。観光スポットとしても有名になりつつ…そんなエリアは、同じようにパティスリーも激戦区になりつつある。
文京区根津にある石窯シューを紹介した「ル・クシネ」、台東区谷中では、「パティシエ イナムラショウゾウ」、やなかしゅーの「がようし」、ちょっと変わったところで言えば、猫のエクレアの「sweets necoemon」。そんな「谷根千」に、和栗専門店「和栗や」はある。週末になると、店の前に行列ができるくらい、お店に入るのも大変な人気店。使用している「栗」は、日本一の収穫量を誇る「茨城県笠間市岩間地方」の自然環境で収穫される「栗」のみとのこと。その人気店のシュークリーム…和栗シューを食べてみた。
和栗パイ
看板商品のひとつ「和栗パイ」。今までの栗を使用したパイとは、全く異なる感じなのだ。渋皮栗を、オリジナルモンブランのクリームで包み、その状態を、更にパイ生地で包んでいるのである。パイ生地のサクサク感と…とてつもなく香る「バター」。商品がシンプルになればなるほど、素材の美味しさと素材の強さが、全面に出てくる。お店に置いてあるカタログを見ると「岩手産南部小麦」「北海道産フレッシュバター」この素材を使用してパイ生地を作り上げているのである。そして、栗本来のホクホク感とねっとりとした強い甘さのモンブランクリーム、そしてサクサク&バターのパイ生地…このパイ生地と中の渋皮栗&モンブランクリームが、なんとも言えない感じなのだ。必ず、お土産で買ってしまうこと間違い無し。
和栗シュー
素材を厳選している「和栗や」。更に、「和栗シュー」は、期間限定でもある。食べれる期間は、11月中旬~6月中旬頃とのこと。これは、この期間に必ず食べたいシュークリームなのである。
プレーンタイプのパフ
シュークリームの王道とも言えるプレーンタイプのパフ。上質な卵と小麦粉。そしてほんのりバターの香りが漂う。プレーンタイプのパフを真ん中で、2つに割り、その中にクリームを詰めるタイプのシュークリームなのだ。上蓋(上部)には、たっぷりと粉糖がかけられていて、甘さのアクセントになっている。
手の混んだ2層のクリーム
クリームは、かなり手間がかかっているのである。商品紹介のカタログによれば、「自然豊かな奥久慈で育てられた平飼い有精卵」を使用したカスタードクリームとオリジナルモンブランクリーム。そして中心部には、栗が贅沢に使用されている。カスタードクリームは、純生クリームを配合したディプロマットで、甘さひかえで、素材の卵、純生クリームの味が、そのままダイレクトに伝わってくる。オリジナルモンブランクリームも甘さ控えめで軽めな感じなのだが、栗本来の香りと味が強く、どーんと1本、芯がある感じなのである。
この2つのクリームを更に美味しく感じさせているのが、贅沢に配置されている「栗」なのだ。さすがは、栗のことを知り尽くしている人気店が、期間限定で作るシュークリーム。東京都台東区谷中。最近は、東京の観光名所にもなっているエリア。同時に、パティスリーの激戦区にもなっている。そんな中、モンブランを極め抜いて作る和栗シュー。近くに来たら迷わず食べて欲しいシュークリームなのだ。
直径:6.0cm
高さ:6.5cm
重さ:89g
価格:450円
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和栗や -東京店-
住所:東京都台東区谷中3-9-14(谷中銀座商店街内)
営業時間:11時~18時
定休日:月曜日(繁忙期除く)
Tel:03-5834-2243
公式HP:http://waguriya.com/