行ってきました。新潟県。やはり、気になるのは、地元でしか食べることが出来ないシュークリーム。ご当地シュークリームとも言うべきなのかもしれない。そんなシュークリームの実力は、いかに…。

御菓子司「貴餅」



なんとも不思議なのが、和菓子舗で人気のシュークリーム?新潟市西区にある「一瞬でも、とびきり美味しいと、食べた方に喜んでいただける それが貴餅の目指す和菓子です。」というコンセプトの和菓子舗「貴餅」。店主は、金山琢也氏。京都で出会った本物の美味しい和菓子を食べて、京都で修行をしたという本物。

季節の上生菓子や著蕷饅頭を中心に、看板商品は、「貴福餅」。つぶ餡、お餅、きな粉とシンプル過ぎるため、原材料と技術の差が大きく出てしまう。要するに味も原材料も技術も一流なのである。そんな本格的な和菓子舗が、作り上げるシュークリーム。地元、新潟市では、かなり有名なシュークリームとのことらしい。そんな本格的な和菓子舗「貴餅」が作るシュークリームを食べてみた。

ごま太郎

まず、店舗に入って目に飛び込んでくるのが、和菓子のショーケース…。と同じくらいのインパクトがあるのが、表彰歴なのだ。「Komachi Gourmet of the year 2014 シュークリーム部門 下越3位」ん~~さすが地元で有名なシュークリームだけある。ちなみにKomachiとは、新潟の女性の為の情報誌。詳しくはこちら

そして、山盛りに積まれたパフ。更に「注意書き」が多数。「さくさくの皮を食べてもらいたいのでご注文をいただいてからクリームをおつめします」確かに、東京のシュークリームでも多いのだが、注文後に、クリームを詰める…これが、現在の主流になってきているように思える。クリームの水分が、シュー生地に、移り、なんとも言えないふわふわもたまらないのだが…「カリカリ」「モチモチ」というシュー生地を採用しているパティスリーは、ほぼこの方式なのだ。

一時間以内にお召し上がりください。

数々のパティスリーに足を運んで、数々のシュークリームを食べて来たが、たぶん…この注意書きがあるシュークリームは、初めて。そして「早ければ早いもほど美味しいです!時間がたつと皮はさくさくしなくなります」。これは…もしかすると和菓子舗ならではの気遣いなのかもしれない。上生菓子は、製造してから、時間が経つに連れ、味が、変わってしまう…命の短い特別な菓子。そして、最中の皮も同じで、餡を入れると餡の蜜が、最中の皮にまわり、サクサクとした心地よい歯応えが、無くなってしまう。今回の「ごま太郎」も、和菓子舗の経験から作り出した「最高の食べ頃」なのかもしれない。そんな注意書きから、今回は、ほぼその場で、食べてみた。



独特のクッキー生地

言葉通りの「カリッカリ」シュー生地。シュー生地全体に、クッキーが、シュー生地の膨らみに合わせて、散りばめられた感じのクッキー生地。そのクッキー生地のベースとなっている生地は、パイのようにも、クロワッサンのようにも思えるような水分がほとんど感じられないくらいのサクサク感満載なのだ。また、商品名でもある「ゴマ」。シュー生地の表面に、目で確認できるくらいの量がある。ゴマを使用して有名なシュークリームは、メディアでシュークリーム特集には、必ず出てくる「シュークリー」。のシュークリームや最近の記事では、「パティスリー・シュシュクリエ」がそうなのである。しかし、ベースのシュー生地のカリカリ、サクサクは、今まで食べてきたシュークリームのシュー生地の中で、No1。このシュー生地を、感じて欲しいがための「一時間以内に…」なのだ。

バランスに優れたディプロマット

カリカリ、サクサクのシュー生地のシュークリームのクリームは、生クリームのバランスが良いディプロマット。甘さ控えめで、クリームの粘度も高め。シュー生地のサクサクな食感とディプロマットのねっとりとした感じが、たまらない。しかも価格は、通常タイプ170円、クリームを増量した特盛版で10円高めの180円。このレベルの仕上がりで、この価格は、ある意味、最強なのかもしれない。やはり地元でも有名な事もあり、夕方には、ほぼ完売しているとのこと。お取り置きは、ほぼしないようなのだが、どうしても欲しい、絶対に食べたいという方は、電話をしてから行ったほうが無難。出来れば、午前中…が狙い目の時間帯なのかもしれない。新潟市で、出会った「カリカリ、サクサク」生地の、商品名がちょっと変わった「ごま太郎」というシュークリーム。新潟へ行くことがあれば、食べるべきシュークリームなのである。




直径:9cm
高さ:3.5cm
価格:170円
※特盛クリーム10円増(180円)

お店情報

御菓子司「貴餅」
住所:新潟県新潟市西区坂井東2-13-18
バス
新潟駅から「大堀経由内野行き」「大堀経由明野行き」に乗車。「坂井東2丁目」「坂井東3丁目」で下車
駐車場
店舗前に4台。近隣に9台。
営業時間:9時30分~19時
定休日:月曜日(月曜日が、祝日の場合は、火曜日)
Tel:025-260-0240
公式HP:http://www.kihei.co.jp/