久々に訪ねたエリアにひっそりと佇むパティスリーに独特な形状のシュークリーム。やはり東京の高級住宅街と言われるところには、普通にこういう凄いのが、あるわけですよ。
パティスリー・ジュン・ウジタ
東京 碑文谷。言わずと知れた目黒の高級住宅街。何年ぶり?なのか?久々に、このエリアに来た。目黒区碑文谷と言えば…私の中では、碑文谷ダイエーが、イコールでつながる(今は、イオンスタイル碑文谷になっている)。そんな目黒区碑文谷というエリアは、最寄り駅はどこ?というくらい歩く。東京の高級住宅街と言われる場所は、ほぼこんな感じで駅からは、遠いエリアが多いのかもしれない。東急東横線「都立大学駅」から徒歩20分くらい。(目黒駅西口から東急バス「黒01」大岡山小学校行き「サレジオ教会」下車というルートも)「都立大学駅」からは、なかなかの道のりの為、近隣で無ければバスをオススメしたい。
白いタイルのマンションの1階に、紺色の外観に木目のドア。ここが今回お目当てのパティスリー「ジュン・ウジタ」。お店の雰囲気は、シックな感じ。小さめのショーケースは、2段になっており、上段は、ホールケーキ、シューパリジャン、マカロン。下段は、プチガトーが、配置されている。
オーナーパティシエは、宇治田潤氏。銀座、葉山の名店で修行し、渡仏。「サダハルアオキ・パリ」で修行後、帰国。鎌倉の名店のシェフをし、2011年11月に「パティスリー・ジュン・ウジタ」をオープン。そんな「パティスリー・ジュン・ウジタ」のシュークリームを食べてみた。
独特な形状のシュー生地
お目当てのシュークリームは、シューパリジャン。ショーケース内では、センターとも言えるくらいの場所を陣取っている。シュー生地は、王道な感じの生地なのだが、生地を搾る際に使用している口金が「星口金」になっている為、見た目は、独特な形状のシュークリームになっている。搾った時に、筋となって出て来る生地の部分は、焼成した時に、焼き色が強くなるので独特の食感が生まれる。シュー生地は、固めに焼成しているが、クリームが持つ水分を程よく吸収しているので、ゴワゴワにならず、ややしっとりとした感じになっている。これ…全てが計算されているとすれば…驚くくらい凄い事なのではないだろうか?
キルシュ風味のクリーム
そんなシュー生地の中に、たっぷりと入っているクリームは、ディプロマット。しっかりとキルシュが効いている大人のクリームなのである。バニラビーンズは、目視できるのだが、クリームの濃さ、キルシュの香りからなのか?バニラビーンズの香りは、あまり感じる事ができない。クリームの粘度は、断面図でもお分かりの通り。カットしてもズズッ~と流れ出る感じではなく、なめらかでありながら、しっかりとした固さを持つ絶妙なクリームなのだ。このクリーム目当てだろう。一度に数個購入しているお客様が多かったように思えた。
罪悪感の無いシュークリーム
全体的に、重くはなく、軽く口当たりも滑らかな仕上げになっている為、おやつとして食べても夕食には、影響がない感じ。カロリーに罪悪感を感じることがなく、紅茶との相性は、最高ではないだろうか?そんな「パティスリー・ジュン・ウジタ」のシュークリーム。サラッとこんなスイーツを手土産で持参できるとすれば、かなりの確率で喜ばれるし、センス有りと周りから言われることだろう。東京 碑文谷。久々に訪れたこのエリアにこんな美味しいシュークリームを発見できるとは…。久々に誘ってくれた友人に感謝しなくてはいけないなと思ったのだった。
重量:89g
直径:6.8cm
高さ:5.8cm
価格:270円
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お店情報
パティスリー・ジュン・ウジタ
Tel:03-5724-3588
住所:東京都目黒区碑文谷4-6-6
営業時間:10時30分~19時
定休日:月曜日(祝日の場合は、翌日)※詳細は、公式HP