伝統と格式。そしてサービス。東京 代官山にある有名フレンチレストランに併設されているパティスリーのシュークリームは、全てが一級品だった。
パティスリー・マダム・トキ
東京 代官山。1970年代から営業している伝統と格式あるお店。旧山手通り沿いの西郷山公園の向かいにある一軒家レストラン・『マダム・トキ』に併設されたパティスリー。
とても目を引くヨーロピアンな洋館といった印象のお店。門をくぐってみると、まさに映画に出てきそうな感じ。正面には、緑の外観のパティスリー、左側には、レストランがあります。
パティスリーは、外からでもお店の中が見えるガラス張り。残念ながら、キッチンはショーケースの後ろにある緑の扉の奥。販売の場所だけですと、3坪あるかないかの広さ。入って左側に単品の焼き菓子、右側にショーケースがあります。種類は多くはありませんが、雰囲気もあってか、伝統的な感じをイメージさせる。そんな伝統と格式溢れるパティスリー・マダム・トキのシュークリームを食べてみた。
重量:87g
直径:7.5cm
高さ:7.5cm
価格:280円
シュー生地の食感
美しく独特な焼き色のグラデーション。なかなかこういう生地は、見ることが無い。しかも、生地そのものは、他店では見ないパン生地に近い食感。これが抜群に美味い。生地そのものを食べるというより、中に詰まっているクリームを引き立たせるための生地のように感じられる。
この香りは?
もったりとしたクリームは、パティシエールだけのような滑らか感。細かい網で丁寧にパッセしているような感じ。バニラビーンズも画像のようにたっぷり入っているのが分かる。甘過ぎず、しつこく無いのだが、あっさりと過ぎているわけでもない。これまた、表現が難しく悩む。しかし、一番悩んだのは、クリームから感じられる爽やかなフルーツのようなほのかな香り。これなのである。これがシュッとしている感じでなんとも言えない感じ。結局、分からず…「香りは、何なのか?」を店員さんに聞いてみるが、残念ながら教えてはもらえなかった。(当たり前です)この香り…これだ!と分かった方がいましたら是非、教えていただきたい。かなり深すぎるのです。
伝統と格式
この言葉は、簡単に出来るものではない。ふとした瞬間にも労いということが自然と出て来る。パティスリー・マダム・トキの店員さんは、とても丁寧な対応。「激しい雨の中、本当に有難うございます。お帰りは、大丈夫ですか?」と物凄く気を使っていただいた。これ…さすがとしか言いようがない。クリームの丁寧な仕上がり。今まで食べた事の無いようなパンのような美しく独特のグラデーションの生地。そして、パティスリーのサービス。どれをとっても一級品なのである。東京 代官山にある「パティスリー・マダム・トキ」。訪れるチャンスがあれば是非!トライして欲しいシュークリームであることは、間違いないのだ。
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お店情報
マダム・トキ
〒150-0035 東京都渋谷区鉢山町14-7
TEL:03-3461-2263
FAX:03-3461-2210
<営業時間>
昼 12:00~14:00(ラストオーダー14:00)
夜 18:00~21:00(ラストオーダー21:00)
<定休日>
毎週月曜日
月曜日が祭日の場合に限り、通常営業を行います。
又その振替休日として火曜日をお休みさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
公式HP:なし