一大ロールケーキブームを牽引した「堂島ロール」。鮮度の高いオリジナル生クリームとディプロマットの2層構造クリームは、コスパ最高のシュークリームだった。
パティスリー・モンシェール銀座三越店
東京 銀座。日本でクリームと言えばこのパティスリー。一度は、聞いたことがある、食べたことがあるのではないだろうか?「堂島ロール」。日本のロールケーキの形を大きく変えたとも言われる「堂島ロール」は、一巻きタイプでクリームの美味しさを楽しむロールケーキ。
この「堂島ロール」は、モンドセレクションを受賞。そんな有名なスペシャリテを持つパティスリー。その名は「モンシェール」。ブランドイメージカラーは、オレンジ。「世界でひとつだけのオーダーメイドクリーム」がクリームにおけるブランドイメージ。そんな「モンシェール」のシュークリーム(クッキーシュー)を食べてみた。
重量:153g
直径:8.5cm
高さ:5.0cm
価格:241円
ソフトタイプのクッキー生地
シュー生地の表面を見るとかなりゴツゴツとしているので、強めのザクザク食感なのかと思ったが、クッキー生地は、思っていた感じと異なり、ソフトな口当たりでサクサクッとした感じなのである。このクッキー生地の上部には、うっすらと粉糖がかかっている為、見た目も◎。ハードともソフトとも違うクッキー生地は、モンシェール独特のシュー生地なのかもしれない。
オリジナル生クリームの美味しさ
クリームは、甘さ控えの生クリームとバニラビーンズの無いディプロマットの2層構造。モンシェールオリジナルの生クリームがシュークリームを全体的に軽い口当たりにさせている。モンシェールのクリームは、北海道の中でも、特に水と空気がきれいで、栄養豊富な土地の牧場で大切に育てた牛乳のみを使用。その為、賞味期限は短いが、その分、搾り立ての美味しさや「冬」と「夏」で微妙に変化する生乳のコクを楽しむことができる。大量生産せず、パティシエの発注分だけをこまめに生成(キッチンから1時間以内にしかお店を構えない)という独自のルールで鮮度維持というこだわりを保っている。以前、百貨店催事で「堂島ロール」を購入した経験があるが、鮮度が高いクリームだったように記憶している。このこだわりが、このシュークリーム(クッキーシュー)でも使われているのである。
コスパ最高のシュークリーム
重さ約153g。平均サイズよりかなり重たい。シュー生地は、サクサクのクッキー生地。その中に鮮度にこだわったモンシェールのオリジナル生クリームとディプロマットの2層構造のクリーム。それも、かなりたっぷりの量が入っている。しかも場所は、東京銀座の一等地と言われる銀座三越内。価格は、241円(税込)。この量、そしてこのクオリティ、この価格…これは、さすが!としか表現が出来ないような感じなのである。ずっしりと中身が詰まっている極上のクリームのシュークリーム(クッキーシュー)。一度は、トライすべきシュークリームなのである。迷わずギフト、手土産に選びたい逸品なのだ。
パティスリーで人気のスイーツ。それは「シュークリーム」。 英語では、cream puff。フランス語では、chou a la creme。呼び方はともかく、大人気のスイーツ「シュークリーム」。新しい分野のスイーツが、登場しても未だ[…]
お店情報
パティスリー モンシェール 銀座三越店
東京都 中央区 銀座 4-6-16 銀座三越 B2F
Tel.03-3562-1111
営業時間 10:00~20:00
最寄駅:銀座駅
公式HP: http://www.mon-cher.com/