野菜を食べてくれない…そんなお悩みの偏食の子供こそシュークリーム?野菜も一緒に摂れる!野菜クリームを美味しく作るコツと自宅で簡単に、美味しく作れる!パンプキンシュークリーム

幼い子供を持つママたちの悩みの中でもベスト3に入るのではないかと思われる「野菜を食べてくれない」という問題。不思議なことに親が食べて欲しいと思えば思うほど食べてくれなかったりするものです。それとシュークリームに何の関係があるのかと思われるかもしれませんが、実はシュークリームは野菜嫌い解消にも役立ってくれます。

洋菓子は子供に与えてはいけないのか?

なんとなくですが、幼い子供には甘いデザートは遠ざけるべきといった風習がありますよね。育児の本には「過度に甘いおやつは避ける」なんて書かれていたりする一方で、幼児の絵本を開けばケーキやプリン、キャンディが度々登場し、アニメではスイーツやパンが登場人物になっていたりとやたらと甘いデザートを知る機会が作られています。そんなわけで、子供たちは知らぬ間にデザートのことを知っているわけですが、なんだか矛盾しているなと思うものです。子供からしたらもっと矛盾を感じていると思います。

では、本当にデザートは避けるべきなのでしょうか?結論からお伝えしますと、食事をしっかり取れるようになってから、量と頻度に気をつけてあげるのは良いと言えるでしょう。何故食事がしっかり食べられるようになるまで待つ必要があるかというと、それは洋菓子が美味しいからです!どういうこと?と思いますよね。では、体に良いとか、食べ過ぎると太るとか、そういった事情は一切抜きにして「シュークリームと野菜はどちらが美味しいですか?」と聞かれたら、何と答えますか?恐らく多くの方がシュークリームを選ぶのではないかと思います。それが正に幼児の思考なのです。私たち大人はカロリーオーバーだな、血糖値に良くないな、など後天的に得た知識から、シュークリームは美味しいけれど野菜も食べよう!となるのですが、幼児にはまだその知識や経験が足りないので、目の前の感情のみで判断しています。まだ好き嫌いが多かったり、食習慣が安定していない頃に美味しいシュークリームを食べてしまったら、きっと暫くシュークリームしか食べなくなるでしょう。具体的な年齢の目安は、個人差もありますが3歳後半、幼稚園に入園する年齢位が目安です。この位の年齢になれば、「これは嫌いだけれど頑張って食べてみよう」「残さないで食べよう」といった行動が出来るようになってきます。その頃になればデザートをたまに食べる分には問題無いといえるでしょう。栄養面を心配する声もありますが、食とは栄養だけでなく楽しく食べる心の栄養としても大切な役割を担っています。ただし洋菓子のカロリーは高いので、丸々1個ではなく、保護者が適量を取り分けて与えることが理想的です。

偏食の子にこそシュークリーム?

実はシュークリームは幼児や野菜嫌いの子にもお勧め出来るおやつなのです。こんなことを言うと本当に栄養士なのか?と疑われそうですが、大丈夫です。それにはきちんと理由があります。あと、栄養士免許も。
洋菓子の多くは生地に砂糖が沢山練り込まれています。言うまでもなく、この砂糖が洋菓子の甘さとなっているのですが、シュークリームはなんと生地に砂糖を使わなくても作ることが出来ます。そして、生地自体が凄く軽いのが特徴です。薄いということは、量も控えめなので、お子様だけでなくダイエット中の大人の方にも向いています。中のクリームも材料のコントロールがしやすく、子供向けに作るのであれば卵、牛乳、少量の砂糖と薄力粉だけでも作ることが出来ます。そして、中には色々詰めることが出来るので、季節のフルーツを詰めたり、ペースト状にした野菜とクリームを合わせて野菜クリームを詰めることも出来るので、不足しがちなビタミンやミネラルの補給も叶います。その果実や野菜の鮮やかさが見た目としても一層美味しそうになるので一石二鳥です。

今回はデザートにも合わせやすい上に栄養価も高く、面倒な泡立ても不要のカボチャを使ったシュークリームを紹介したいと思います。

野菜も一緒に摂れる!自宅で作れる!パンプキンシュークリーム

パンプキンシュークリーム

<材料・4個分>

シュー生地

  • 薄力粉・・・30g
  • 卵・・・1個
  • 水・・・20ml
  • 牛乳・・・20ml
  • バター・・・20g

パンプキンクリーム

  • かぼちゃ・・・80g
  • 砂糖・・・30g
  • 生クリーム・・・30g

<下準備>

  • 薄力粉はふるっておく。
  • バターは1cm程度の角切りにし、室温に戻しておく。
  • 卵は良く溶いて、室温に戻しておく
  • かぼちゃは蒸して皮を除き、粗熱を冷ましておく。

<作り方>

  1. 鍋に水、牛乳、バターを入れて中火にかける。沸騰させ、バターが全て溶けたら薄力粉を全量加えて練るように加熱する。
  2. 1をボウルに移し、卵を2回程度に分けて加える。
  3. 2を絞り袋に入れ、クッキングシートを敷いた鉄板に直径2cmくらいの円になるように絞る。霧吹きで水をかけ、200℃のオーブンで25分焼く。
  4. ボウルにかぼちゃを裏ごし、砂糖を加えてよく混ぜる。生クリームを少しずつ加えて馴染ませ、ペースト状にする。
  5. シュー生地が焼けたら、粗熱を冷まし、高さ1/3くらいのところに切り込みを入れる。4を絞り袋に入れて、シュー生地の中に絞り入れる。
当メディアは、Amazonアソシエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムや第三者配信の広告サービス(Google Adsense等)に参加して収益を得ています。
広告